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八坂の四季: 寒中  
執筆者: 気性世報子
発行日付: 2004/7/18
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今年も八坂は積雪が多い。寒波が強いときには、軽い乾いた雪が積もり、寒波がゆるんで東海沖を低気圧が通過すると、しめった重い雪になった、今年も大寒に雨が降るという異常な気候だ。これも温暖化の影響なのか。

厳しい寒さが頼みなのが、特産の寒干し大根づくり。保育園児たちも雪が大好きだ。

だが寒いのがすきという人はあまりいないだろう。子供のころ寒いさむいと文句を言っていたら「冬は寒いものだ。」と明治生まれの年寄りに一喝されたものだ。いまは、そんな言葉も聞かれなくなった、囲炉裏がコタツになり、ストーブがファンヒーターになった。

かつて「家の中は世界一寒い」といわれた信州の冬にもすっかり暖房文化が広まった。

氷点下の早朝、庭先にリスがやってきた、山の生き物たちは寒いという言葉を知らない。

(気性世報子)
 
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